【動かなくなった、壊れてしまった時計】修理に出してから売った方が良いの?

時計が止まってしまう原因

まずは時計が止まってしまう原因について説明しましょう。

・電池式(クオーツ)の場合

電池式の場合は単純に電池が切れてしまっている事が大半です。そのため電池を入れ替えると再び動き出す事がほとんどですが、他にも切れた状態のまま電池をそのままにしてしまうと液漏れと言って電池から液体が漏れそれが機械を壊してしまう事もあります。もし電池が止まって使う予定がない場合は電池を取り除いて保管をする、または電池交換はさほど高くありませんのでできる限り早めに交換しましょう。

・自動巻き・手巻きの場合

自動巻き式、または手巻きの場合はゼンマイが巻かれる事によって時計が動きますので2〜3日何もしないと止まってしまいます。これはクオーツ式と大きく違うポイントですね。

巻いても時計が動かない場合は故障です。特に自動巻き式や手巻き式はクオーツ式に比べて作りが複雑なため価格も高く、壊れる(止まってしまう)確率もクオーツ式よりも高いです。そして定期的に機械をメンテナンスしてあげないと高確率で止まります。このメンテナンスはオーバーホールと言われますがオーバーホールは3年に1度は行った方が良いと言われております。オメガのコーアクシャルムーブメントは10年に1度と言われておりますがその分1回のオーバーオール料金は高くなります。

その他止まってしまう理由は外的要因で例えばぶつけたり、水没したりしてしまったりすることによって止まってしまう可能性があります。外的要因で止まってしまった場合は基本的に購入店の保証がきかない事がほとんどで、なおかつ修理代は高くなり、程度によって直らない事もあります。

時計が止まってしまった際の修理代

では止まってしまった場合の修理代金ですが、

電池式(クオーツ)の場合

・電池交換 ¥1,000~3,000

・機械故障 ¥10,000〜30.000

上記が目安の修理代です。メーカーに修理を依頼するとこちらの金額の倍以上はしてきますが、電池式は作りが機械式に比べて複雑ではないためメーカーで修理をしなくてもあまり問題ないです。

自動巻・手巻き式の場合

・オーバーホール¥30,000〜

自動巻式などいわゆる機械式と呼ばれる時計のオーバーホール代はメーカーや修理内容によって大きく変わってきます。ロレックスを参考にして説明するとオーバーホールは安くても3万はしてきます。メーカーで行う場合5万以上はしてくると思ってください。パテックフィリップやブレゲなどはロレックスに比べて修理代が高いため10万、20万になってくることは多々あります。修理の内容によっても異なりますが、モデルによって機械の作りが異なりますので正確な修理代は業者やメーカーで確認しましょう。

壊れた、動かない時計は修理に出してから売った方が良いのか

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では本題の壊れてしまった、動かなくなってしまった時計は修理に出してから売った方が良いのかどうかですが、まず電池式の場合は電池を交換してからお店に持っていくようにしましょう。理由としては買取店は電池が止まってしまったため動かなくなってしまったのか、それとも機械が壊れてしまったのかが分からないため、万が一のことを考えて機械が壊れてしまっている時の修理代を考えてから買取価格を提示する事があります。ただ単に電池が止まっているのであればこれはとても勿体無いため電池は交換してから持っていきましょう。また買取店によっては動いているのを想定して価格を出し、値段の折り合いがつけばその場で無料で電池交換を行い動くのを確認して買取してくれる所もありますので、持ち込みする予定のお店に確認するのもOKです。

自動巻、手巻き式の場合は非常に難しい所で、一番ベストなのはメーカ以外の修理業者に一旦見積もりを出し修理代がどれくらいかかるのかを知った上で買取店に持っていく事です。ただ修理代金の見積もりを出してもらうまでにも時間がかかるためこのやり方は時間に余裕がある方にオススメします。壊れた時計の評価はお店によって大きく異なり、どこのお店も修理代が高くなることを想定して価格を出しますので基本的にはかなりシビアな金額を提示されると思ってください。修理業者に出して“意外と修理代がかからない場合は修理に出してから売る”、“思っていたよりも修理代が高額な場合はそのまま売る”これが私がオススメするベストな売り方です。

この記事を書いた人
MORIMOTO

鑑定士歴13年。鑑定チャンネル編集者のMORIMOTOです。
これまで数えきれないほどのブランド品を実際に触れてきた私だからこそ皆様に伝えられる事があると思っています。
得意なジャンルは時計、バッグ、宝石。質屋→リサイクルショップ在籍中

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